「ポスティングって、チラシ配るだけでしょ?」
そう思われていることを、私は知っている。15,000人以上のスタッフと向き合ってきた中で、ずっと感じてきたことがある。ポスティングを、誇りを持って語れる人間が、業界にほとんどいない、ということだ。
それはなぜか。スタッフの質の問題ではない。
構造の問題だ。今回は感情論を抜きにして、5つの理由を整理する。
語られない5つの構造的理由
01.単価が安すぎて「稼げる仕事」と言えない
現場スタッフに渡る報酬は、クライアントが払う金額の約2割。多重下請け構造の中で、1枚8円の案件がスタッフ手元に届く頃には2円になる。これが業界の「常識」だ。稼げない仕事を、誰が魅力的と語れるのか。
02.「配ればいい」という空気が現場を支配している
チラシを配ることが目的になってしまっている。クライアントが誰で、何を伝えたいのか、誰にも伝わらないまま現場に出ていく。誇りが持てる仕事には、意味と背景が必要だ。それを語る仕組みが、業界に存在しない。
03.キャリアの道筋が、まったくない
アルバイト、業務委託、それ以上の選択肢がない。頑張っても報酬が上がる仕組みがない会社がほとんどだ。成長を感じられない仕事に、人は長く関わり続けられない。結果として離職率が高く、慢性的な人材不足に陥る。
04.「GPS管理」が信頼ではなく、監視の道具になっている
「GPSで管理してるので安心です」という会社は多い。でも現場では、それは脅しの手段として使われていることがほとんどだ。疑う前提の設計は、スタッフの誇りを奪う。監視されている人間が、仕事に誇りを持てるわけがない。
05.「100%配布」という嘘が、業界全体の信頼を壊している
実際の到達率は70〜80%が現実的な数字だ。でも「完璧に配っています」と言わなければ契約が取れない。この嘘が業界に蔓延し、「ポスティングはいい加減なもの」というイメージを社会に植え付けてきた。働く人の誇りが、嘘の上に成り立てるはずがない。
朝5時まで配り続けた夜
この半年で、真夏の大型案件があまりに過酷で泣きながら配ったこともある。クライアントの案件が配り切れずに、朝5時までぶっ通しで走り回ったこともある。1日6,000枚を配った日もある。
だからこそ分かる。これを「きつい、稼げない、意味がわからない」という条件のまま人に押しつけることは、できない。
業界が魅力を語れない理由は、魅力が設計されていないからだ。誰かが意図的に魅力をつぶしているのではない。誰も意図的に魅力を作ろうとしてこなかった、というのが正確な表現だと思う。
誇りとやりがいを感じられるような設計もなく、
ただ「配ればいい」という空気感が、現場にも社会にも広がっている。
これでは人が集まるわけがない。
では、何が変われば魅力になるのか
答えはシンプルだ。「頑張れば報われる」という実感を、仕組みで作ること。
500枚配るとおよそ10,000歩になる。健康になれる。成果報酬型なら、真面目に配った人が正当に稼げる。クライアントの想いを理解して動ける人は、そのことに誇りを感じる。ポスティングは条件さえ整えば、「楽しく、自由に、健康的に稼げる仕事」になり得る。
🏃身体的報酬
歩数増加による健康維持。500枚 ≈ 10,000歩。
🤝社会的報酬
誰かの役に立つという実感。1枚が誰かの生活を動かす。
🕐時間的報酬
自由に仕事ができる柔軟性。自分のペースで。
💴経済的報酬
誠実な行動への正当な対価。頑張れば稼げる仕組み。
ポスティングを「ただのチラシ配り」で終わらせたくない。
業界全体を変えようとは思っていない。それは大きすぎる。でも、自分たちの目の前の現場から
できることをひとつひとつ形にしていく。
魅力は、誰かが設計しなければ生まれない。
ディリットではその魅力を1つでも増やしていく努力を続けていきます。
ポスティングの応募は下記のLINEから
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